社中:万九千社・立虫神社神代神楽保存会

社中:万九千社・立虫神社神代神楽保存会

(島根県出雲市斐川町)

 

 

~社中の紹介~

八俣大蛇(やまたのおろち)退治の神話で有名な斐伊川沿いに鎮座する万九千社・立虫神社は『延喜式』『出雲国風土記』に記載のある古社です。
全国の神々が出雲に集われる神在月の最終日、この万九千社に参集された神々は、神議り(かみはかり=お話し合い)と神宴を催されます。そして神等去出(からさで)の神事により、神々は諸国へとお帰りになられます。
この由緒深い万九千社・立虫神社の神代神楽は約400年の歴史を有します。出雲平野の神主が舞い奏でてきた七座(しちざ)と神能(しんのう)から成ります。
当地方の神主神楽を伝承する万九千社の「代宮家(よこや)」(社家)に伝来する舞と奏楽を戦後は神主と氏子が一体となって伝えています。
本来は神事である神楽の本義を伝え護りつつ、毎年、当社はもとより、出雲大社など県内外の神社に招かれ奉納しています。

~演目紹介~

①清 米(きよめ)

玉串の舞(玉串の舞)

③四方剣(しほうけん)

④山の神(やまのかみ)

⑤五 行(ごぎょう)

⑹日本武(やまとたける)

⑦八 戸(やと)