社中:出雲大社教 神代神楽 日登支部

社中:出雲大社教 神代神楽 日登支部

(島根県雲南市木次町)

 

~社中の紹介~

西日登神楽は、文久元年頃、西日登地区の大島和市氏ら数名が、郷の峠の神官 玉木左近氏より「神楽舞」を習い、「西神楽」と称して活動を始めたのが最初とされています。発足当時は、地元は勿論、遠くは飯石郡や吉田町(現在の雲南市の一部、又は飯南町)にも大八車に用具を積んで出掛け、夜遅くまで神楽を行っていたそうです。昭和の戦時中はメンバー不足の為10年間の休止をしましたが戦後伝統在る「日登神楽」が絶えることを危ぶんだ 安部顕介氏らの働きかけにより昭和21年に再開の日の目を見ました。そして昭和28年、出雲大社正遷宮の際に神楽を奉納し、千家宮司より感謝状と、「出雲大社教神代神楽師」の称号を賜り、以来、「出雲大社教神代神楽 西日登神楽社中」と称するようになりました。

 

~演目紹介~

①清 目(きよめ)

②手 草(たぐさ)、又は柴 舞

③陰陽(いんよう)

④香具山(かぐやま)

⑤国譲(くにゆずり)

⑥呉蓙舞(ござまい)

⑦日本武(やまとたける)

⑧日野御碕(ひのみさき)

⑨簸の川大蛇退治(ひのかわおろちたいじ)