大社國學館

出雲大社-大社國學館

ご挨拶

本館の創立は昭和13年に遡り、設立趣意書に依れば、時代の要請に基づき「皇道精神を体得した神職並びに、真に国家有為の青年を養成」することを目的として設立されました。一時休校の止む無きに至りましたが、昭和31年に再興を果し、現在に至るまで一貫して行学一致の修行を通じた教育を信条に掲げています。 創建創祀以来、御皇室をはじめ全国の皆様から広く崇敬を集める出雲大社において、大国主大神様の御神徳に神習い、神道精神を学び巣立つ卒業生が斯界の発展に尽力してくれることが本館の誇りであり、意欲ある後進を大いに期待しています。

出雲大社宮司
大社國學館名誉館長

千家 尊祐

本館は、大国主大神様の鎮まります出雲大社の聖地に位置し、神道の基本を修めるための環境設備条件に恵まれております。 全寮制による規律正しい生活と、温かい友愛とによって、神道界の中堅神職として、また地域社会の指導者として、その重責を果たすに足る人材の養成を目的としております。 現今の世相はまさに混濁としております。今こそ日本の将来を担う有為な若い人々が多数本館に学ばれ、高い知性と祖国愛を培い、民族の限りない発展をもたらす人材として活躍されることを願ってやみません。

出雲大社権宮司
大社國學館館長

千家 隆比古

本館入学案内

  • 募集人員及び入学資格

    科 別 募集人員 修業年限 入学資格
    本科選科 15名 2年 本科:高等学校卒
    選科:神社本庁直階所持者
    別 科 若干名 1年 学歴を問わない

    ● 第1次募集 2月20日
    ● 第2次募集 3月20日(20日が春分の日の場合は21日)
    ● 第3次募集 4月10日

  • 学生寮

    校内に学生寮の設備があり、原則として全員入寮しなければならない。 寄宿費・食費は免除とする(出雲大社より全額補助あり)。

特 典

    • 1. 本科選科には卒業後無試験検定により神社本庁神職階位「正階」を授与。
    • 2. 別科には修了後無試験検定により神社本庁神職階位「直階」を授与。
    • 3. 全科とも、無試験検定により出雲大社教の教師資格を授与。
    • 4. 出雲大社恒例祭典に臨時出仕として奉仕出来る。
    • 5. ボーイスカウトリーダー資格が得られる。
    • 6. 授業料免除。
    • 7. 奨学金制度

      (イ) 出雲大社(または出雲大社教)より年額35,000円の補助あり。

      (ロ)神社本庁より年額25,000円の補助あり。

    • 8. 例大祭及び教団大祭の際に「直会料」、正月には「お年玉」「奉仕手当」、生まれ月には「誕生祝い」、年2回「奨学激励金」、春季・夏季実習時に「奉仕手当」が授与される。
    • 9. 出雲大社より支給品

      (イ) 正月に白衣・襦袢・足袋支給。

      (ロ) 例祭・祈穀際・献穀祭に足袋支給。

      (ハ) 入学時に運動着支給。

    • 10.本館本科卒業後、國學院大學神道文化学部神道文化学科へ特別推薦することができる。

詳しくは本館までお問い合わせ下さい。神職を目指す志ある方のご連絡をお待ちしております。

お問い合わせ
大社國學館
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東283
TEL:0853-53-2020

本館の沿革

これまでのあゆみ(主な事項)

明治43年 9月15日 島根県皇典講究所に神職養成部設置 皇典講究分所長 千家尊紀(第81代出雲國造出雲大社宮司)
昭和12年 7月 4日 島根県皇典講究分所神職養成部拡充の気運が高まり神職養成機関を大社町に新たに設置することに決定
昭和13年 1月23日 大社國學館創立委員会発足 委員長 千家尊統(第82代出雲國造出雲大社宮司)
昭和13年 2月19日 私立学校(各種学校)令第2条により設立許可となる。千家尊統初代館長に就任。
昭和13年 4月20日 開 校
昭和19年 4月 5日 文部省告示第399号により専門学校入学検定資格規定(甲種中等学校)令により中学卒業者と同等以上の学力を有するものと指定される。 大東亜戦争中生徒募集困難となり募集中止
昭和23年 3月31日 終戦に際し学制改革のため23年3月に第9期生を以って一時休校
昭和31年 4月19日 再開校
昭和40年 5月 1日 天皇陛下・皇后陛下出雲大社御親拝 祭典奉仕を行う
昭和45年 9月12日 卒業生会「宇迦山会」結成
昭和57年10月 4日 天皇陛下国民体育大会御臨席にあたり出雲大社御親拝 祭典奉仕を行う
昭和59年 5月23日 別科修了者に無試験検定により直階授与規定認可となる
平成10年 9月17日 創立60周年記念大会
平成15年12月 5日 創立65周年記念大会
平成21年10月17日 創立71周年記念大会
平成30年 9月27日 創立80周年記念大会

年間祭事行事

本館の教育方針の特徴は、日々の勉学や神社実習と共に様々な行事を通じ、健全な強い心身を養う「行学一致」の教育にあります。その精神のもとに、本館にて行なわれております主な年間の祭事・行事を紹介します。

出雲大社-大祓詞百巻奏上-大社國學館

大祓詞百巻奏上

出雲大社-御神蹟探訪-大社國學館

御神蹟探訪

出雲大社-島根半島徒歩縦断-大社國學館

島根半島徒歩縦断

出雲大社-合同実習Ⅰ-大社國學館

合同実習Ⅰ

出雲大社-2月凧揚げ-大社國學館

2月凧揚げ

出雲大社-合同実習Ⅱ-大社國學館

合同実習Ⅱ
4
17日 入学式

6
30日 大祓詞百巻奏上

「夏越の大祓」のこの日、大祓詞を百巻奏上して罪穢を祓い清め、強い精神力を養います。
深夜零時より始まる百巻奏上の終了後、明け方には禊を行います。

8
中旬 夏期神社実習

全国の様々な神社にて実習を行います。

9
下旬頃 御神蹟探訪・島根半島徒歩縦断

『出雲國風土記』に伝えられた世界が今なお生き続ける出雲。
その地を探訪し、神々の御神蹟に心を深めます。 身の回りのものをリュックに詰め込み、石見銀山より3泊4日を掛けて出雲の地を踏破します。
島根半島徒歩縦断では、美保神社より島根半島の神社を巡り、出雲大社へと戻ってきます。

10
17日 大社國學館大祭・関連行事

本館の大祭を奉仕し、その後は朗詠大会、弁論大会、剣道大会、釣り大会などの行事が行われます。

下旬 合同実習Ⅰ並びに研修旅行

伊勢の神宮に全国の神職養成機関の生徒たちが集い、合同で実習を行います。
その後は、奈良・京都周辺の神社仏閣などを巡っての研修旅行を行います。

11
3日 明治節祭

1
20日 大寒禊

1年で最も寒いと言われる「大寒」の日に、稲佐の浜にて禊を行います。

2
11日 紀元節祭・凧揚げ

本館の伝統であります凧作りを行い、当日は祭典奉仕の後に凧揚げを行います。

上旬 合同実習Ⅱ並びに研修旅行

神社本庁に全国の神職養成機関の生徒たちが集い、合同で実習を行います。
その後は、都内の神社や御陵などを巡っての研修旅行を行います。

23日 天長節祭

3
17日 卒業式

下旬 春期神社実習

全国の様々な神社にて実習を行います。

※ 日毎の朝夕には本館神殿にて朝拝・夕拝を奉仕し、毎月17日には月次祭を奉仕します。
本館にて斎行される祭典は生徒自らが祭典奉仕を行い、 日々の學館生活の中で祭祀の心得を学び、祭式作法を習得します。

出雲大社--大社國學館

毎月17日には月次祭

※ 夏期・冬期・春期の休暇があります。

集約講義

本館では、特別に講師をお招きしての集約講義を行っています。講師の先生方をご紹介します。

    • 京都大学 名誉教授薗田 稔講師
    • 國學院大學 名誉教授大原 康男講師
    • 國學院大學 教授阪本 是丸講師
    • 神戸女子大学 名誉教授鈴鹿 千代乃講師
    • 國學院大學大学院 客員教授中西 正幸講師
    • 國學院大學 教授西岡 和彦講師
    • 國學院大學 教授茂木 貞純講師
    • 島根県立大学短期大学部准教授ダスティン・キッド講師
    • 國學院大學 講師高森 明勅講師
    • 皇學館大学 名誉教授櫻井 治男講師
    • 島根大学 医学部 特任教授梶谷 光弘講師
    • 出雲大社広島分祠 教学研究室 代表新 直子講師
    • 山陰万葉を歩く会 会長川島 芙美子講師
    • 島根県古代文化センター 専門研究員松尾 充晶講師
    • 美保神社 権禰宜横山 直正講師
    • 小泉八雲記念館 館長小泉 凡講師