御遷宮の記録
両氏社 本殿遷座祭
出雲國造家の祖神である天穂日命をお祀りする北氏社、また第十七代出雲國造である宮向宿禰命をお祀りする南氏社では、平成25年9月より進められていた御修造が麗しくととのい、平成26年5月7日午後7時より本殿遷座祭が斎行されました。
遷座祭では先ず、両氏社にお祀りされている神々の御仮殿となっている東十九社にて祭典を斎行。両社の御神前にて祝詞が奏上されると、それぞれの御神体が御神輿へと奉安され、「オー」という警蹕の声が浄闇に響き渡る中、先祓いの神職を先頭に延導幣や錦旗、八重榊など威儀者奉持者の行列が従い、絹垣に囲われた御神輿がゆっくりと両氏社へと進みました。
その後、両氏社への御遷座が滞りなくお仕えされると、御前には次々とお供え物が進められ、宮司による厳かな祝詞奏上がなされ、参列代表者の玉串拝礼がなされて遷座祭が執り納められました。
こうして、両氏社では平成25年9月10日に斎行された仮殿遷座祭以降、約8ヶ月に亘る御修造が無事にお仕えされました。
基本情報
日 程 | 平成26年5月7日 |
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