御遷宮の記録

上宮 仮殿遷座祭

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旧暦10月の神在祭に際し、神々のお話し合いである〝神議り〟の御社となる境外摂社の上宮では、御本殿と随神門の御修造に先立ち、「上宮仮殿遷座祭」が斎行されました。
遷座祭は平成27年1月15日午後6時より、宮司の斎主によってお仕えされ、上宮の社守や町内氏子の皆様も参列されました。
遷座祭では先ず、祝詞によって上宮の御祭神である素戔嗚尊、八百萬の神々、そして随神門の門神に対し御修造と御遷座の旨が奏上されました。続いて境内の明かりが消され、浄闇の中に御本殿の神々、随神門の神々がそれぞれ上宮拝殿へと御遷座されました。
その後、神々の御前には海川山野の種々の御供え物が進められ、あらためて宮司の祝詞奏上により、御修造の暫しの間、神々には御心も平穏にお鎮まりになられるよう、深い祈りが捧げられました。

上宮では平成26年11月に拝殿の御修造が完成しており、平成27年からの神在祭では麗しく全ての御修造が整った上宮において、神々による〝神議り〟がお仕えされます。

基本情報

日 程 平成27年1月15日