御遷宮の記録

湊社 仮殿遷座祭

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平成27年2月17日午後6時より、摂社・湊社(みなとのやしろ)の「仮殿遷座祭」を斎行致しました。遷座祭は、宮司の斎主によってお仕えされ、湊社の社守や町内氏子の皆様にも多数ご参列いただきました。
この御社は、御本社境内から南へ2.5km、大社町湊原に御鎮座で、櫛八玉神(くしやたまのかみ)をお祀りします。大国主大神が国譲りをされて天日隅宮にお鎮まりなされた時に、天神の勅命によって櫛八玉神は膳夫(かしわで)となり、燧臼・燧杵を作り火を鑽りだし、祝言を申しのべて、大神のおもてなしをされました。

遷座祭では先ず、祝詞によって湊社の御祭神である櫛八玉神に対し御修造と御遷座の旨が奏上されました。続いて境内の明かりが消え、御神体を中心に遷御の列が組まれ、御仮殿となる拝殿へと遷座されました。
その後、御神前には海川山野の種々の御供え物が進められ、あらためて宮司の祝詞奏上により、御修造の暫しの間、御心も平穏にお鎮まりになられるよう、深い祈りが捧げられました。

基本情報

日 程 平成27年2月17日