御遷宮の記録

出雲井神社 仮殿遷座祭

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平成27年2月24日午後6時より、摂社・出雲井神社(いづもいのかみのやしろ)の「仮殿遷座祭」を斎行致しました。遷座祭は、宮司の斎主によってお仕えされ、出雲井神社の社守や町内氏子の皆様にも多数ご参列いただきました。
この御社は、御本社境内から東へ950m、大社町修理免に御鎮座で、岐神(くなどのかみ)をお祀りします。この神は、大国主大神の国土奉還(国譲り)の時に、大神の命により天神のお使いの案内役として天下を巡歴して国内の安泰に力を尽された神です。

遷座祭では先ず、祝詞によって出雲井神社の御祭神である岐神に対し御修造と御遷座の旨が奏上されました。続いて境内の明かりが消え、御神体を中心に遷御の列が組まれ、約300m南に鎮座する乙見社本殿へと遷座されました。
その後、御神前には海川山野の種々の御供え物が進められ、あらためて宮司の祝詞奏上により、御修造の暫しの間、御心も平穏にお鎮まりになられるよう、深い祈りが捧げられました。

基本情報

日 程 平成27年2月24日