御遷宮の記録

釜社 仮殿遷座祭

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平成27年7月31日午後7時より、末社・釜社(かまのやしろ)の「仮殿遷座祭」を斎行致しました。遷座祭は、宮司の斎主によってお仕えされました。
この御社は荒垣内御本殿の東方に位置し、西面して御鎮座で、御祭神の宇迦之魂神は食物を守護される神で、全国のお稲荷さんの御祭神でもあります。今の御社殿は延享5年の御造替です。
平成の大遷宮事業開始以前より同社の屋根の傷みは著しく、応急の御修造として平成18年に杉皮葺きで葺き替えを行っております。
この度の遷座祭では先ず、祝詞によって釜社の御祭神である宇迦之魂神に対し御修造と御遷座の旨が奏上されました。続いて境内の明かりが消え、御神体を中心に遷御の列が組まれ、御本殿西方の西十九社へと遷座されました。
その後、御神前には海川山野の種々の御供え物が進められ、あらためて宮司の祝詞奏上により、御修造の暫しの間、御心も平穏にお鎮まりになられるよう、深い祈りが捧げられました。

基本情報

日 程 平成27年7月31日