御遷宮の記録

祓社 本殿遷座祭

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御本社から南へ350m、本社参道の東側に御鎮座で、祓戸神四柱(瀬織津比咩神・速開都比咩神・気吹戸主神・速佐須良比咩神)をお祀りする末社・祓社(はらえのやしろ)は、平成27年6月8日に仮殿遷座祭をお仕えし、それ以来約5ヶ月をかけて、御屋根の銅板の葺き替え、木部・金物の補足などの御修造を行ってきました。
そして先般全ての御修造が調い、平成27年11月12日の午前11時より清祓、午後6時より本殿遷座祭がそれぞれ斎行されました。
遷座祭では先ず、祓戸神四柱の御仮殿となっている野見宿禰神社にて祭典を斎行。御仮殿の御神前にて祝詞が奏上されると、御神体が御神輿へと奉安され、「オー」という警蹕の声が浄闇に響き渡る中、先祓いの神職を先頭に延導幣や錦旗、八重榊など威儀物奉持者の行列が従い、絹垣に囲われた御神輿がゆっくりと約150m南東の祓社へと遷座されました。
その後、祓社本殿への御遷座が滞りなくお仕えされると、御神前には次々とお供え物が進められ、宮司による厳かな祝詞奏上がなされ、参列代表者の玉串拝礼がなされて遷座祭が執り納められました。

 

基本情報

日 程 平成27年11月12日