祭典・神事

八百萬の神々と共に ~ 神 在 祭 ~

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11月18日から24日までの1週間、八百萬の神々が出雲大社へ集われ、様々な縁結びの神議り(かみはかり=会議)をなされる神在祭の諸祭事が賑々しくお仕えされました。
11月17日の夜に斎行されました神迎祭にて全国の神々をお迎えし、翌18日より始まりました今年の神在祭も、連日に亘って幸縁を祈る大勢の参拝者で賑わいました。

 

 

この期間中、御本殿にて神在祭・縁結大祭・臨時縁結大祭が奉仕され、参列者席は立錐の余地もないほどの人々で埋め尽くされました。
また神々の御宿となる東西の十九社では、終日社殿の御扉が開かれて祭事が執り行われたほか、神議りの御社となる上宮でも連日に亘 って大勢の参拝者が訪れました。

  

 

そして最終日となる24日の神等去出祭(からさでさい)では、東西の十九社にお鎮まりの神々を祭場となる拝殿へとお迎えし、御餅の御供物が進められて國造による祝詞が奏上されると、「オー」という警蹕(けいひつ)と共に神職によって楼門の御扉が叩かれ、「お発ち」の発声によって八百萬の神々が出雲大社を発たれました。
こうして八百萬の神々と共にお仕えされた1週間に亘る出雲大社の神在祭は、大勢の参拝者による真摯な祈りに包まれる中、古式ながらに賑々しく執り行われました。

 


基本情報

日 程 平成30年11月17日~11月24日