祭典・神事

第四甲子祭

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御饌井

 

日本人は古来より、十干十二支からなる六十通りの組み合わせを年や月日にあてはめ暦としてきました。十干の始まりである「甲」も、十二支の始まりである「子」も同様に種子が芽吹き始める様を表しますが、殊に「子(ネズミ)」は大国主大神様とご縁深い生き物です。暦の始まりであり、60日に1回巡る「甲子」の日には、御本殿にて「甲子祭」をお仕えし、農業の繁栄が祈願されます。

 

「甲子祭」は年間6回ないしは7回お仕えされ、この内4回の祭典で籾種・綿種・水・麦の特殊神饌がお供えされます。先の7月31日に斎行された第四甲子祭には特殊神饌として御饌井の「水」がお供えされました。

 

 

特殊神饌の水

 

この特殊神饌の清浄な「水」は祭典後、御本殿北側の水路に注がれ、郷々の田畑に害虫の災害等が無いよう、この年の豊作を祈念申し上げました。

 

    
特殊神饌の水          特殊神饌の水を水路に注ぐ

基本情報

日 程 平成30年7月31日