１２月２３日の天皇誕生日、午前９時より御本殿におきまして天皇陛下の御誕生日を祝寿し、御長寿を御祈願致します「天長節祭」がお仕えされました。
そして午後より、出雲大社をはじめ、出雲大社氏子会・おおやしろ青年会・出雲大社文化事業団などが実行委員会を組織し、「天皇誕生日お祝いの集い」が出雲市大社町の大社文化プレイスうらら館にて盛大に開催されました。
御誕生日をお迎えあそばされました天皇陛下をお祝い申し上げようと、当日は地元大社町の氏子たちが集い、６００名収容のホールが満席となりました。そして国歌奉唱で始まった式典は、天長節を言祝ぐ出雲大社宮司（出雲大社文化事業団会長）の祝辞や氏子会会長の式辞、地元混声合唱団まほろばによる「平成奉祝歌」・「天長節の歌」の奉唱、大社國学館の生徒による御製と皇后陛下御歌の朗詠が行なわれ、大御世の弥栄を祈念した聖寿万歳にて式典を終了いたしました。

第２部では、サクソフォンカルテット・Copain（コパン）の皆様による奉祝コンサートが開催されました。
来場者たちは４種類のサックスを使って織り成す音楽に引き込まれるかのように聞き入り、１曲ごとに会場は大きな拍手が湧き立つ等、和やかな雰囲気に包まれました。

その後の福引抽選会では、大型液晶テレビ、島根和牛とワインのセットなど豪華賞品が用意され、司会者が当籤番号を発表するたびに、喜びの歓声で会場は賑わいました。
こうして天皇誕生日お祝いの集いが盛大裡に催され、訪れた氏子たちは共々に天皇陛下を真中に仰ぐ日本国民としての自覚を一層強く結び合いながら、楽しく和やかな時間を共にしました。