祭典・神事

第四甲子祭

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日本人は古来より、十干十二支からなる60通りの組み合わせを年や月日にあてはめ暦としてきました。十干の始まりである「甲」も、十二支の始まりである「子」も同様に種子が芽吹き始める様を表しますが、殊に「子(ネズミ)」は大国主大神様とご縁深い生き物です。暦の始まりであり、60日に1回巡る「甲子」の日には、御本殿にて「甲子祭」をお仕えし、農業の繁栄が祈願されます。

「甲子祭」は年間6回ないしは7回お仕えされ、この内4回の祭典で籾種・綿種・水・麦の特殊神饌がお供えされます。本年の7月5日に斎行された第四甲子祭には特殊神饌として御饌井の「水」がお供えされました。

この特殊神饌の清浄な「水」は祭典後、御本殿北側の水路に注がれ、郷々の田畑に害虫の災害等が無いよう、この年の豊作を祈念申し上げました。

基本情報

日 程 令和5年7月5日