奉納・行事

160年つづく本殿注連縄講社の皆さんによる注連縄奉納

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4月16日、御本殿をはじめ瑞垣内すべての社殿の注連縄が新しく掛け替えられました。
この注連縄は地元出雲市斐川町の沖洲・中洲・黒目地区の農家で組織された「出雲大社本殿注連縄講社」による奉納で、その歴史は古く文久年間以来毎年行われており、本年は奉納160年の佳節の年となりました。
従来、御本殿の注連縄奉納は勅祭であります5月14日の大祭礼を迎えるにあたり奉納をいただいておりましたが、ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響により不定期な奉納となっておりました。
今般は4年ぶりに以前の如く大祭礼前の奉納となりました。

当日、青々とした真薦で奉製された注連縄を拝殿にお供えし、お清めとともに奉告祭が斎行され、その後講員の手によって御本殿をはじめ、御向社・天前社・筑紫社・両門神社の注連縄が掛け替えられました。
また、架け替え後には奉納160年を祝し記念品と講員各戸へ感謝状が授与されました。
講員一同は先人から連綿と受け継がれてきた大神様への篤い祈りの「心」と「技」を更に次代へと継承すべく気持ちを新たに誓いました。

 


 


 

基本情報

日 程 令和5年4月16日