演目:八千矛(やちほこ)

演目:八千矛(やちほこ)

この神楽は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が出雲の国を平和にするためにと御活躍されたお若い頃の物語で、その時の御神名を八千矛神(やちほこのかみ)と称えます。
まだ出雲の国が平和でなく争いを繰り返している頃、悪事を働いていたのが八十神(やそがみ=多くの神)たちでした。そこで八千矛神は、この八十神たちをこらしめ諭し、人々が安心して暮らせるようにと、弓矢や剣を持って戦われました。そしてついに八十神は降参して、出雲の国も平和な暮らしの日々を迎えることになりました。