演目:神子切目

演目:神子切目

天照大神天あまの岩戸いわとにこもられ、世よは常暗とこやみの国くにとなった。八百万の神々は憂慮され、岩戸の前まえで神楽を舞まったときに天てんより鼓が降ふってきた。

その鼓を切目の命が「天下泰平、国家安穏、民豊に」お打うちになると、不思議な妙音を発し、ついに天照大神も岩戸からお出でになった。