新春初詣のご案内

皇紀2681年
令和3年 辛丑年

新年明けましておめでとうございます。皇紀2681年・令和3年の新玉の年を迎え、御皇室の弥栄と国家国民の隆昌をご祈念申し上げます。
大國主大神様の大きなお蔭をいただかれまして、皆様方には恙無く新春をお迎えのことと、謹んでお慶び申し上げます。
出雲大社では、新型コロナウイルス感染予防対策として「分散型初詣」の呼掛けをさせていただいており、2月23日までを正月期間とした体制で皆様をお待ちしております。
どうか気持ちに余裕をもって御参拝ください。
出雲大社へ初詣ご参拝いただきまして、大國主大神様の幸せの“ご縁”に結ばれる祈りも清らかに、本年がさらなるご多幸の年となりますようお祈り申し上げます。

出雲大社干支絵馬

出雲大社干支絵馬

令和3年 辛丑年

本年は「丑」の歳にあたります。 「丑歳」の〝うし〟は御祭神 大國主大神様と御神縁深く、古来より農業をはじめ我々の生活に欠かせない動物です。 福の神、縁結びの神として篤い信仰をお受けの大神様は農業の祖神でもあられ、牛飼神と称えられる御子神 和加布都奴志神(わかふつぬしのかみ)様と共に農事にて〝うし〟を使う〝牛耕〟の業をお教え広められました。 この和加布都奴志神様は神牛を牽かれ、御本殿内にお祀りされています。 この度「丑絵馬」を日本画家 藤原正人画伯の画をもって勤製致しました。 本年も大國主大神様より〝奇しき御神業〟の御蔭をお戴きになり愈々幸福な日々をお過しになりますようお祈り申し上げます。

「一月一日」

「一月一日」

年の始めの 例(ためし)とて
終りなき世の めでたさを
松⽵⽴てて ⾨ごとに
祝う今⽇こそ 楽しけれ

初⽇の光 さし出でて
四⽅(よも)に輝く 今朝の空
君がみかげに ⽐(たぐ)えつつ
仰ぎ⾒るこそ 尊とけれ

「年の始めの例(ためし)とて」の歌い出しで⼈々に広く歌い継がれ、現在でもお正⽉のテレビ番組などでよく聞かれる唱歌「⼀⽉⼀⽇」は明治28年、明治政府によって元旦拝賀式(はいがしき)の奉唱歌として定められました。元旦拝賀式とは元旦に全国の⼩中学校の⽣徒たちが登校して⾏なわれた新年の祝賀式典です。
そして、この唱歌「⼀⽉⼀⽇」の作詞者が第80代出雲國造(こくそう)・出雲⼤社宮司の千家尊福(せんげたかとみ)です。作曲者は宮内省の雅楽⻑であった上真⾏(うえさねみち)⽒でした。尊福宮司は出雲⼤社の布教機関である出雲⼤社教の初代管⻑をつとめた他、貴族院議員や静岡・埼⽟・東京の各知事をはじめ、司法⼤⾂などを歴任した政治家でもありました。

この唱歌の第⼆節は当初、「初⽇のひかり 明(あきら)けく 治まる御代の 今朝の空」でした。「明けく治まる」と「明治」を読み込んだ時代が終わり、⼤正となった同2年、現在の歌詞に改められました。
兎にも⾓にも、今なお多くの⼈々に歌い継がれるこの唱歌は、年の始めにあたり御皇室の弥栄と国家国⺠の永遠の繁栄を祈り祝して歌われ続ける⽇本⼈の“こころの歌”なのです。