お知らせ

大型連休期間中の神楽奉納のご案内(令和6年)

《4月27日(土)~5月6日(月)神楽奉納》

 

大勢の参拝者で賑わうゴールデンウィークには、境内特設舞台に於いて神楽奉納が行なわれ、繰り広げられる神楽に人々は暫し足を止め、〝神々の国 出雲〟に伝えられる神話の世界に心を深めます。
ご参拝の皆様には、奉納の神楽を心楽しくご覧いただき、古くより伝えられる伝統神事に思いを深めていただきたいと存じます。

 

■奉納舞台  東神苑「神楽舞台」

■奉納時間  9:30~16:30  ※開始・終了時刻は各団によって変動あり

4月27日(土)万九千社・立虫神社神代神楽保存会
  28日(日)大土地神楽保存会
4月29日(月)出雲大社教神代神楽本部
  30日(火)出雲大社教神代神楽小河内支部
5月 1日(水) 出雲大社教神代神楽佐世支部
  2日(木)深野神楽保存会
  3日(金)見々久神楽保持者会
  4日(土)出雲大社教神代神楽西日登支部
  5日(日)出雲國大原神主神楽保存会
  6日(月)伊野神楽保存会

 

〈夜神楽〉

 5月4日(木)赤塚神楽佐儀利保存会 ※午後5時頃より

 

 

~神楽の起源~

さかのぼること遥か神代の昔、舞台は神話の世界に語られた高天原(たかまがはら)です。伊勢神宮の御祭神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、御弟神、須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴に御心を悩まされ、天石屋戸(あめのいわやど)へ籠もられます。その為、世界は暗黒の闇に閉ざされ、邪物のはびこる混乱の世となりました。そこで、高天原の神々が集われ、天照大御神の御出現を祈って石屋戸の前で祭祀を執り行ない、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が神懸りの舞を納めます。天宇受売命の見事な舞に神々は大いに喜ばれ、お隠れの天照大御神が石屋戸から御出現になられたのです。
この「天の石屋戸神話」に伝えられる天宇受売命の舞が神楽の起源といわれています。

 

~島根県の神楽~

島根県に広く伝わる神楽には、「出雲神楽」と「石見(いわみ)神楽」があります。「出雲神楽」は島根県東部に伝わるもので、厳かで慎ましい演舞を特徴とします。その一方、島根県西部に伝わる「石見神楽」は、豪快で派手な演舞を特徴とし、同じ島根県に伝わる神楽でありながら対照的といえます。
昔から老若男女を問わずお馴染みの神楽は、長い歴史の中で様々な変遷をとげながら、それぞれの流派が形成されるなど、各地で独自の姿を残してきました。

 

~出雲神楽とは~

出雲は古来より“神々の国”と称されますが、それを物語るように神楽の盛んな地方です。「出雲神楽」とは、特に出雲地方(島根県東部)での神楽を指し、島根県にはこの他に石見地方(島根県西部)での「石見神楽」と隠岐島での「隠岐神楽」があります。

出雲神楽は地域により差がありますが、大きな特徴は前段の「七座(しちざ)」と、降段の「神能(しんのう)」に分かれており、その間に祝言の儀式として「式三番」が入る形で構成されているところです。「七座」とは直面(ひためん=素顔)で剣や鈴、榊などの採物(とりもの)にて悪霊を祓い、舞座を清めて神霊を迎える採物舞を言い、「神能」とは着面(神楽の面を着ける)で神話や縁起の舞いを行う神舞を言います。

神楽の演目には『古事記』や『日本書紀』の神話をモチーフにしたものが多いのですが、日本神話の3分の2は出雲神話で占められています。

その出雲神話の舞台となったこの地で、祈り継がれる神々への祈りと共に、悠久なる神代の息吹を伝承してきた出雲神楽。

それ故に、私たちをことさらに神々の世界へと誘うのです。

  

 

 

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